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2019年9月13日
製品・サービス / トピックス
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、シネマクオリティのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1H」からATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダー「NINJA V」へHDMI経由で最大5.9K29.97pの動画RAWデータ出力を可能にするファームウェアを開発しました。2020年春を目途に提供を開始する予定です。
「LUMIX S1H」は、6K24p(横縦比3:2)、5.9K29.97p(同16:9)、10bit Cinema4K(※1)59.94p動画記録を実現した世界初(※2)のフルサイズミラーレス一眼カメラで、業務用シネマカメラと同水準の映像クオリティおよびミラーレス一眼カメラシステムならではの機動力を兼ね備えたデジタルカメラとして、2019年9月下旬よりグローバル市場に順次導入を予定しています。
パナソニックはこれまで、静止画とともに動画性能を強化したミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH」シリーズにおいて4:2:2 10bit 4K動画の HDMI経由での外部記録で連携するなど、プロフェッショナル向けにカメラ周辺機器を手掛けるATOMOS社と良好な関係を築いてきました。
今回、同社との協働により、「LUMIX S1H」からHDMI経由で最大5.9K29.97p、および、Cinema4K(※1)59.94pの動画RAWデータを出力するファームウェアを開発しました。これにより、ATOMOS社製「NINJA V」にてApple ProRes RAW記録を可能にする、プロフェッショナル映像制作ソリューションの提供を目指していきます。
本ファームウェアを搭載した試作機は、2019年9月13日から9月17日にオランダ・アムステルダム市内で開催される国際放送機器展「IBC2019」のパナソニックブース(ホール11/ブースNo.C45)にて、ATOMOS社の「NINJA V」と連携して参考出展する予定です。
※1 Digital Cinema Initiatives(DCI)が定めた4K解像度(4096×2160)に対応。
※2 フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとして。10 bit Cinema4K/4K 60p動画記録はスーパー35 mm映像フォーマットになります。2019年8月29日発表時点。
記事の内容は発表時のものです。
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